田嶋会長「招致活動無駄ではなかった」一問一答(日刊スポーツ)

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日本サッカー協会(JFA)は22日、23年女子ワールドカップ(W杯)の招致活動から撤退することを発表した。同日に臨時理事会を開き、全会一致で決定した。国際サッカー連盟(FIFA)は、25日の理事会で開催地を決める予定だった。 【写真】11年の女子W杯で世界一となり、優勝杯を掲げる沢主将と歓喜のなでしこジャパンイレブン 臨時理事会後にオンラインで会見した田嶋幸三会長の主な発言は以下の通り。 -投票直前に撤退を決めた理由は 田嶋会長 票読みを進める中で難しい状況になった。21年に東京五輪が延期になったことで、同じ場所で短期間に女子の大会を行うことが、ネガティブに向かっていったのも事実。 -今後の女子W杯開催への意欲は 田嶋会長 今この場ですぐに言うことはできないが、しっかりとしたプランを立て、女子委員会、サッカー協会で議論して決めていかないといけない。日本でやる価値はあると招致活動の過程で理解してもらえたと思っている。ここまでの招致活動は決して無駄ではなかったと思っている。 -事前に撤退することのメリットは 田嶋会長 アジアのソリダリティ(団結力)を強調すること、0票となったときの日本へのインパクトは計り知れないということ。アジアがひとつにまとまることの大切さを理解した。次(立候補したとき)にサポートしてもらえることにもつながると感じた。 -時間と費用をかけてきたことへの責任は 田嶋会長 トータルでかかった額は約7000万円。大きな数字ではあるが、今までの招致活動から見るそれほど多くのお金をかけていない。日本の開催能力を多くの方に理解してもらった。活動自体が無駄だったとは思っていないし、価値はあったと思う。

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(2020/06/22)