かごしま国体・大会 年内開催なし 選手・関係者の反応は(MBC南日本放送)

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新型コロナウイルスの影響で、かごしま国体と全国障害者スポーツ大会の今年秋の開催が延期されることが今月19日、発表されました。鹿児島県として48年ぶりの開催だけでなく「初開催」を期待していた選手や関係者からは落胆の声が聞かれました。 今月19日、正式に年内の開催を断念し、延期することが決まった、かごしま国体と全国障害者スポーツ大会。70年を超える国体の歴史の中で、延期は史上初めてです。 いつ開催できるのか、延期後の日程については、すでに開催が決定、内定している三重・栃木・佐賀・滋賀4県の要望も踏まえつつ検討していくということですが、具体的な予定は示されていません。 48年前の国体で競技が開催されなかった奄美市では今回、相撲競技が開催予定で、去年、教職員相撲の全国大会を開催するなど初の国体にむけて準備を進めてきました。 (奄美市教育委員会国体推進室 永井信也室長)「中止もあるなと思ったんですけど、最悪な中止は避けられた形なので、延期ということで期待と希望をもって結論が近いうちに出れば。私たちもまた対応していきたい」 相撲・成年男子の部で出場が有力視されていた、瀬戸内町の龍山和彦さんは落胆しながらも今後も稽古を続けたいと話します。 (龍山和彦さん)「非常に残念なことだと思う。本土での稽古も今は中止となっていて、鹿児島市には行けていないが、出来ることを日々一生懸命、頑張る」 そして、鹿児島では初開催の予定だった、全国障害者スポーツ大会を目標に練習を続けてきた選手たちも悔しさを滲ませました。 (知的障害者バスケ鹿児島チーム 冨永将寿キャプテン)「チームを作ってきて最初から練習してきたので残念だった。またこれから再スタートを切っていきたい」 知的障害者バスケットボール競技の鹿児島チームは、かごしま大会に向けておよそ6年前にチームを発足。その後、強化を続け、今年10月の本番に向けて調子も上がって来ていました。 (西橋武史副キャプテン)「どうなるか分からないので、頑張って長く続けたい」 (福水優士監督)「まだバスケットを始めて日が浅い選手も多い。これを逆にチャンスととらえて、また一年強くなって、来年の九州ブロック予選に向けて頑張る」 いつ大会が開催されるのか、先の見えない中、選手・関係者は不安を抱えながらも前を見据え、大会に向け練習・準備を続けています。

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(2020/06/22)