まひ性貝毒で出荷規制 検査を8海域に細分化決定(KHB東日本放送)
【リンク先抜粋】
まひ性貝毒の影響で出荷自主規制が続いている宮城県産のホヤについてです。
一度に規制がかかる範囲を限定しようと、県は検査海域の細分化を決めました。
県産のホヤをめぐっては6月、国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出されたことから、現在、県内のほぼすべての産地で出荷の自主規制措置が取られています。
規制の解除には毎週行われる貝毒検査で3週連続で国の規制値を下回る必要があります。
現在、ホヤの貝毒検査は県内の産地を3つの海域に区分して行われていますが、生産者からは「一度に規制がかかる範囲が広すぎる」という声が上がっていました。
この声を受けて、県は漁協の関係者や担当者らによる会議を開き、海域を8つに細分化することを決めました。
新たな区分では一度に規制がかかる範囲がこれまでよりも限定されるほか、貝毒検査にかける検体数が増えるため監視態勢の強化につながります。
県漁協・阿部次夫ほや部会長「貝毒による出荷停止で生産者は大打撃なんですけど、なんとか細分化によって流通の方も食の安全も守られると思います」