仙台の民間機関 PCR検査1日1000件態勢へ(KHB東日本放送)

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新型コロナウイルスの再流行に備えた動きについてです。 仙台市宮城野区の民間検査機関が1日1000件のPCR検査を受け入れられるよう準備を進めています。 日本微生物研究所・金子寛研究開発部長「弊社としては秋冬に来るであろう新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、着実に今の時期を利用して受託できる検体数を増やしていくと。最終的には9月1日時点で1000検体受託できる態勢を作りたいと思っています」 宮城野区扇町の日本微生物研究所では、16年前からノロウイルスの確認検査などでPCR検査の機器を使ってきました。 日本微生物研究所・金子寛研究開発部長「使う機械は同じで、目的とするもの、何を増やすかですね。そこの試薬を変えるだけでいろんなものに応用可能な非常に汎用性のある手法だと思います」 こちらの施設ではPCR検査用の機器14台と習熟したスタッフ約20人を順次、新型コロナウイルス検査に振り向け、3月から1日最大40件、6月には1日最大100件の検査態勢を整えました。 依頼は病院や福祉施設から1日10件ほどに留まっていますが、今後は職場内でのクラスターを防ぎたい企業などから積極的に感染者を見つけ出す「スクリーニング」の需要が高まるとみています。 日本微生物研究所・金子寛研究開発部長「軽症、無症状の方が8割近くいらっしゃると。そこから感染の広がりがありますので、(重要なのは)そういった方々をスクリーニングするような検査だと思っております」 PCR検査をめぐっては、県内で感染が拡大した3月以降、検査を受けたくても受けられない状況が生じましたが、検査対象者に関する国の基準は緩和されました。 それに伴い、自治体による検査態勢も拡充されてきていて、1日に可能なPCR検査の件数は、県と仙台市などを合わせ、3月上旬には40件でしたが、現在は200件まで増えています。 さらに仙台市は国の全額補助で約2500万円の検査機器を2機購入し、1日160件分を追加するほか、県も追加する方向で検討しています。 一方、国内全体では民間検査機関の検査能力は自治体の2倍近くあり、新型コロナウイルス検査の実績でも自治体と並んで大きな割合を占めていますが、県内では連携の形が定まっていません。 6月2日に示された厚生労働省の指針では、「検査能力の拡充には民間検査機関の活用が重要」とされ、県では自治

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(2020/06/22)