議長席に8時間居座り…松浦元市議除名取り消し訴訟 判決は? 北海道札幌市(HBCニュース)

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 こちらの映像、去年、全国でも話題になった、札幌市議会を空転させた松浦前市議です。「除名処分は重過ぎる」として、札幌市を相手に処分の取り消しを求める裁判を起こしていましたが、札幌地裁は、松浦前市議の訴えを認める判決を出しました。  22日の判決では、松浦前市議本人も、法廷に姿を現しました。  「いよいよ私が議長にならないとだめになってきたな。本当になってきたな」(当時の松浦忠市議)  札幌市議会では、所属議員が最も多い会派から議長を選ぶのが慣例です。去年5月、新しい議長を決めるための臨時議長についたのが、当時最年長だった松浦前市議。しかし、「議長は立候補制にしたい」と突然提案し、8時間に渡り議長席に居座りました。  「立ち退きなさい」(市議団)  「私はどかない」(当時の松浦忠市議)  慣例を破る松浦前市議に議員が反発、議会は深夜まで空転しました。  「大変申し訳ありませんでした」(当時の松浦忠市議)  市議会は除名処分を決定し、松浦前市議は失職しました。「除名処分は重すぎる」として、松浦前市議が、処分の取り消しを求めた裁判。22日の判決で、札幌地裁は、議員としての身分を喪失させるべき程度にまで、悪質性が高いとは言えないなどとして、松浦前市議の訴えを認め、除名処分を違法とする判決を出しました。  「議会としては除名という判断を下させていただきましたから、それに対して司法の判断は、今回は取り消しですね。非常に残念」(札幌市議会・五十嵐徳美議長)  札幌市側は、今後、「控訴するかどうか検討する」と話しています。

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(2020/06/22)