濱田岳&青木崇高&宮藤官九郎、主人公の“心の声”を演じる『おらおらでひとりいぐも』(cinemacafe.net)

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田中裕子と蒼井優が、主人公・桃子さんを二人一役で演じる映画『おらおらでひとりいぐも』。この度、本作の追加キャストとポスタービジュアルが到着した。 【写真】二人一役で主人公演じる田中裕子&蒼井優『おらおらでひとりいぐも』 芥川賞&文藝賞をW受賞した若竹千佐子のベストセラー小説を、『南極料理人』『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モリのいる場所』などを手掛け、ユーモア溢れる演出で様々な愛おしいおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんを描いてきた沖田修一監督が映画化した本作。 主人公の桃子さんは、75歳でひとり暮らし。夫に先立たれた後、ひとり家でお茶をすすり、図書館で借りた古代生物や地球の歴史についての本を読む――そんな生活を送る中で、突如、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が、ジャズセッションに乗せて故郷の言葉で内から外に湧き上がってくる。 そんな心の内から外に沸き上がってきた桃子さんの“心の声”を演じるのは、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎。それぞれ寂しさ1、2、3という役名で、桃子さんの分身としてユーモラスでコミカルな演技を披露。 濱田さんは「映画作りへの愛が常に溢れ出ている沖田監督のもと、尊敬する田中裕子さんのお芝居を間近で見れ、そして台詞のやり取りをすることができ、宮藤さん青木さんと心強いお二人のお力で、本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました」と明かす。 青木さんは「二度目の沖田組でしたが、衣装合わせから温かい現場でした。田中さん、濱田くん、宮藤さんと歌ったり踊ったり騒いでたら撮影が終わってました。本当にそんな感じでした」と撮影をふり返った。 そして宮藤さんも「映画に出た、役を演じたというより、濱田岳くんと青木崇高くんと僕とで、沖田監督の世界の中で遊ばせてもらったという記憶しかありません」と話し、「田中裕子さんの懐の深さと、決して揺るがない芯の強さが現場を支えていたように思います。心の声を演じる蒼井優さんが、台本片手にずっとセットの隅っこでうずくまっている姿にも涙が出そうになりました。そういうムードが、映像に焼きついていると信じて、今はただただ完成を心待ちにしています」と語っている。 また、数年前に亡くなった夫・周造役には東出昌大。「撮影現場では、濃厚で暖かな時間を過ごさせて頂きました。冷え切った桃子さんの手を取り、少しでも暖め

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(2020/06/22)