新型コロナと人種差別撲滅へ、F1”団結”を示す新キャンペーンの立ち上げを発表(motorsport.com 日本版)
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新型コロナウイルスの感染に伴い、開幕が遅れていた2020年シーズンのF1も、7月5日決勝のオーストリアGPで、いよいよ開幕を迎えることになった。またシーズンが止まっている最中に、アメリカに端を発した人種差別撲滅運動も加熱し、F1も多様性を支援する活動を支援していく内容の声明を発表した。
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このふたつの問題の両方に対する取り組みとしてF1は、”#WeRaceAsOne”と名付けられた新たなキャンペーンを実施することを決定した。
このキャンペーンの一環として、新型コロナウイルスに対して最前線で戦っている医療関係者たちにF1からの感謝を伝えるため、全チームのマシンには”レインボー”のロゴがデザインされる。この”レインボー”には、全10チームのカラーリングが取り入れられている。
このレインボーはマシンだけではなく、サーキット周辺やピットガレージにも掲げられる。そしてチャリティのための資金調達を目的とした様々な製品が、この”レインボー”のブランドを用い、F1や各チームから発売されることになる。
これと同時に、F1は多様性への取り組みを強化することも明らかにしている。そのためオーストリアGPは、「人種差別は終わらせなければならない」というキャンペーンのスタートとなり、やはりコースの周りにメッセージが掲出されるという。
「新型コロナウイルスとの戦いにおいて、全世界がひとつの共同体として結集した」
F1はそう声明を発表した。
「そしてそれは、人間の本質として最高のモノをもたらした。ここ数週間、人種差別と不平等を非難するために、あらゆる階層の人たちが団結したのだ」
「復活する最初の国際的なスポーツとして、我々は変化をもたらし、これらの重要な問題に取り組むために、我々の声を使うことができると信じている。我々は世界中のFIAのモータースポーツファミリーの一環として、あらゆる形態の差別との戦いを含め、その基本的な原則を認めている」
「この構想は、上記の優先事項の基盤となり、このスポーツとその世界的なコミュニティが直面している最大の問題に取り組むことを目的としている」
「1週間や1年という時間で、その問題が消えるわけではない。我々のスポーツと社会に具体的な違いをもたらすため、