韓国与党議員「ボルトン氏の主張は事実と相違、錯覚と傲慢から脱却を」(朝鮮日報日本語版)
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韓国与党「共に民主党」の尹健永(ユン・ゴンヨン)議員は22日、回顧録で文在寅(ムン・ジェイン)政権の「韓半島の非核化」戦略を批判した米国のジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)について「あなたが知っていることが世の中の全てではない。正確なことは、なおさらそうだ」として「自分の知っていることが世の中の全てだと信じる錯覚と傲慢から抜け出すよう願う」と述べた。かつて青瓦台(韓国大統領府)国政企画状況室長を務めた尹健永議員はこの日、フェイスブックに「(2019年6月30日に行われた)板門店での韓・朝・米の首脳会合の実務責任者として話している」として、このように書き込んだ。
尹議員は「事実に基づいて言えば、ボルトン氏の主張は事実関係に合致していない部分が非常に多い」として「全ての事実を一つ一つ公開して反論したいが、ボルトン氏のような人にはなれないため我慢する」と書いた。「言うことがないから言わない、というわけではない」とも書き込んだ。
尹議員は「野党も同じ」だとして「大統領が自ら釈明すべきと言うなど、米朝外交が韓国の創造物で『偽の手形』だというとんでもないことを主張している」と述べた。さらに「未来統合党は大韓民国の大統領と政府の言葉は信じず、自分の本の販売に血眼になっているボルトンの言葉は信じるのか」として「このような野党の振る舞いこそが国の品格をおとしめる『自殺行為』だ」と主張した。