【車いすバスケ】JWBFはクラス分け問題を“解釈の違い”と説明(東スポWeb)
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日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)は22日、オンライン上で会見を行い、クラス分け問題について言及した。
パラリンピックでは、国際パラリンピック委員会(IPC)の定めた基準のもと、選手の障がいの程度によって、競技結果に差が生じないように、クラス分けを行っている。しかし、IPCは国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)のクラス分け基準が、他の競技団体と異なることを指摘したものの、改善する見込みが見られなかった。そのため、IPCは1月31日に車いすバスケットボールを東京パラリンピックの競技種目から除外する可能性があると通告した。
最悪の展開を回避すべく、JWBFは「5月29日までに(後に新型コロナウイルス感染拡大の影響で期限が8月1日に変更)東京パラリンピックに出場する可能性のあるクラス4・0と4・5のすべての選手の再評価を行う」と明言。2月2日にはプロジェクトチームを結成し、問題の解決を目指している。
問題が発生した原因については「IWBFは活動の制限で障がいを捉えていた。一方、IPCは健康状態の延長や機能障がいで障がいを捉えていた」と双方の解釈の違いがあったと説明した。
JWBFによると、現段階では「日本の選手も含めた世界各国の134名のうち、75%の選手の手続きが完了している」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、再評価の手続きに遅れが生じているというが「東京パラリンピックに参加するための要件を満たしていきたい」と決意を述べた。
車いすバスケットボールはパラリンピック界屈指の人気を誇る競技なだけに、今後の動向が注目される。