下田市長選 選挙戦の流れを変えたのは市民の思い(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 新しく下田市長に決まった松木さんは告示まで1カ月を切った5月半ばの出馬表明でした。出遅れていた選挙の流れを変えたのは、地元の若手経営者たちの応援でした。 <天野貴弘記者>「今回の選挙は新型コロナウイルスで大きなダメージを受けた観光の街・下田を何とかしたいという市民の気持ちが強く出た結果となりました」  当選した松木さんは、伊豆縦貫道や下田ならではの景観を生かし「閉塞感のある下田市を変えたい」と訴え、戦いました。松木さんは、精力的に街頭に立ち、その様子を若い支援者がSNSに上げるなどし、幅広い層に支援を広めました。 <松木さん>「市民の方が本当に、私の小さな石から波紋が広がり、大きな大きな輪になっていたと実感じました」  一方、敗れた現職の福井さんは市役所の新庁舎建設にメドをつけ、中学校の統合・再編を進めるなど実績を掲げました。2019年11月の出馬表明で早くから、高齢層の支持を固めましたが、そこに襲ったのが新型コロナによる経済の落ち込みでした。 <下田市民>「まずコロナ対策ですね。経済落ち込んでいるのに、そういうことについて前市長から発信が無かった」「年寄りというか、僕らみたいな年代は期待は福井さんの方にありましたけど、息子や若い方はちょっと僕らとは考えが違って」「僕たち若い者が住みやすく、さらに子どもたちにつなげていけるような政策みたいなところを期待している」  ウイルスの感染が懸念される中、4年前を上回る投票率となったのも冷え込んだ経済を何とかしてほしいという市民の思いからでした。観光のトップシーズンとなる海開きを前に、松木さんにはスピード感のある取り組みが求められています。

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(2020/06/22)