災害公営住宅「クツ箱問題」設計段階から尺足らず?(RKK熊本放送)

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被災者に寄り添うとはどういうことでしょうか。県が整備した災害公営住宅の施工不良問題です。カビに釘のむき出しなど完成からおよそ1年でなぜこのようなことが起きているのか県にその原因を聞きました。 施工不良が分かったのは、災害公営住宅として事業費およそ6億3000万円をかけ県が整備した甲佐町の「町営住宅甲佐団地」です。 この団地は木造15棟30戸がありますがその多くの軒裏に黒カビが発生しました。 県は防腐のため塗料を2度塗ったとしたうえで次のように答えました。 「地域的な要因が大きい、高温多湿でカビが生えたという見解を(設計者から)もらっている」(熊本県住宅課緒方慎太郎さん) 建物の完成から1年でのカビの発生ですが、県は地域性が要因と設計者の主張を述べるにとどまりました。 一方、靴箱の奥行が足りず長さ25センチの靴で扉が閉まらない施工に関しては、、、「図面上では(長さ)25センチ程度。当初設計していた時期から今のサイズが表示されていた」(県住宅課緒方さん) 県は25センチの奥行で問題ないと判断したと主張します。 しかし、その設計図面の公表を求めたところ・・・「相手(設計者)の見解の中でこの(県が持っている)図面ではなかったといわれる可能性もあるので私たちの図面に間違いがないかも含めて相手と交渉している段階なので、差し控えたい」(県住宅課緒方さん) 県は最終的な確証が持てないとし図面の公表を拒みました。 また、リビングの天井から10数本の釘の先端がむき出しになっていることについては施工業者の単純なミスだとしています。

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(2020/06/22)