労使交渉は難航しコロナ禍まで…MLB開幕は8月にズレ込む可能性大(日刊ゲンダイDIGITAL)
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一難去らないうちにまた一難だ。
大リーグ選手会は米20日、大リーグ機構(MLB)から60試合以下にすると通達された今季開催プランについて協議したもののまとまらず、近日中にも代表者による採決を行うことになった。否決すればマンフレッド・コミッショナーは50試合ほどで開催を強行するようだ。
労使交渉がまとまらない現状に加え、各球団はコロナ禍に悩まされている。大谷のエンゼルスから2人の陽性選手が出たかと思えば、フィリーズはフロリダのキャンプ施設で選手5人とスタッフ3人が陽性に。アストロズやブルージェイズからも感染の症状を訴える選手が出たうえ、20日にはニューヨーク・ポスト紙(電子版)がヤンキースのフロリダのキャンプ施設で働くスタッフ4人が陽性反応を示したと報じた。
これらを受けてMLBはフロリダとアリゾナのキャンプ施設を閉鎖、清掃や消毒を行う。ヤンキースやメッツは本拠地球場でキャンプを行うという。
フロリダはいま、コロナが蔓延しているというし、正式な開催場所も含めた未決定事項はてんこ盛り。開催は7月下旬どころか、8月にズレ込む可能性が高そうだ。