パワハラ、セクハラ、モラハラetc... 職場のハラスメントの撃退法はこう変わった(ELLE ONLINE)

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「#MeToo の流れを受け、日本でも大企業の社長がセクハラで辞任するなど、世の中は変わりました。ビジネスパーソンは意識をアップデートしないと、自分のキャリアを台無しにしかねない時代になったんです」 この数年、勇気ある女性たちのハラスメントへの告発が続き、たしかに時代は変わってきた。例えばおじさんのセクハラ、対処法にしても、 スマートにかわすスタイルはもう過去のものだと、白河さんは指摘する。 「メディアに勤める同世代女性たちと話したんですが、その波風を立てない対処法を続けた結果が今のセクハラ被害につながっているのではと全員で猛省したんです。スマートな切り返しはもはやないと思っています」 犯罪的な行為から日常的な発言までハラスメントは多種多様。だが、いずれも相手を不快にし、尊厳を傷つけ、不利益や脅威を与える。 「私も関わっている #WeTooJapan というサイトに9種類のハラスメントを載せていますが、すべて根本は同じで、被害者が受ける傷は同じ。職場でなら、会社に行く憂鬱さや出社できなくなるほどのメンタルダメージ、被害者は理不尽な理由で働けなくなることも。“何ハラ“であれ、被害者はつらい目に遭い、人権を侵害されるんです。ハラスメントとは人権問題だと考えていただけたらいいと思います」 そしてもう1つ、ハラスメントは個人だけでなく、組織や構造の問題だという認識も共有しておきたい。 「ハラスメントを容認する企業では、 男性はパワハラ、女性はセクハラに遭いやすい。つまり、組織の病なんです。また『○○さんのハラスメントはひどい』と個人の問題に矮小化するのも、健全な組織ではありません。特にセクハラは、共感力の欠如、伝統的な男尊女卑の価値観や優越感、独裁主義的考えといったセクハラ因子をもつ人が、それらが許される場所にいるときに起こすと研究でわかっています。その免責環境をつくらないことが組織の役割です」

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(2020/06/21)