eスポーツ『ぷよぷよ』19年度王者は高校生プロ!賞金合計200万円の使い道は「学費です」(スポーツ報知)

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 対戦型パズルゲーム『ぷよぷよ』の2019年度年間王者を決める公式プロeスポーツ大会「ぷよぷよファイナルズ SEASON2」が21日、東京・大崎のセガサミーグループ本社の特設スタジオで開催された。4時間を超える激戦を制したのは高校生プロの「ともくん」。前日行われた「ぷよぷよチャンピオンシップ」も制しており、2日で賞金合計200万円を手にした。  鮮やかに決めた。1セットずつを取り合った決勝戦、マッチポイント。ポーカーフェースで知られる「ともくん」だが、計算ずくの13連鎖で勝利を確信すると、全てのぷよが消える前に両手を挙げてガッツポーズした。「疲れました。決勝戦だけで50試合くらいやったような感覚」。疲労はピークに達していた。2日連続のビッグマッチ。相手の猛追に頭を抱える場面もあったが「内容は悪くなかったので、いける気はしてました」と、この日一番の笑顔を見せた。  新型コロナウイルスの影響で延期されていた“最強プロ決定戦”。昨年は宮崎フェニックス・シーガイア・リゾートで多数の観客を集めて開催されたが、2年目の今年はセガ本社での無観客開催となった。スタッフもアクリルのフェースガードを装着するなど厳戒態勢で行われた。  出場したのはシーズンランキング上位とチャンピオンシップポイント累計上位のトッププロ。8人が2つのブロックに分けられ、10本先取のリーグ戦で対戦。Aブロックを2勝1敗で勝ち抜いた「ともくん」と、Bブロックを全勝突破した「レイン」が決勝戦で激突した。  10本先取の2セットマッチ。決勝戦にふさわしい大熱戦となったが、大技の14連鎖を連発するなどスピーディーかつ冷静に試合を進めた「ともくん」が2019年度の年間王者に輝いた。「レイン」もこの日最多の15連鎖を繰り出すなど追いすがったが、一歩及ばなかった。  前日は「チャンピオンシップ」で優勝し、賞金100万円を獲得した17歳の最年少プロ。この日の「ファイナルズ」優勝でさらに賞金100万円をゲットしたが「使い道? 学費です」と、どこまでもストイック。「たくさん試合ができて楽しかった。SEASON3も勝ちたいです!」。来年に受験を控える高校3年生は、学業成就と『ぷよぷよ』V2の“大連鎖”を誓った。(平柳 洋希)

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(2020/06/21)