なぜFPは資産運用をすすめるのか?(ファイナンシャルフィールド)

【リンク先抜粋】
IMF 日本のインフレ率より筆者が作成 【図1】は、国際通貨基金(IMF)が公表している、日本のインフレ率の1980年から2019年までの推移です。 1980年は前年から7.8%も物価が上昇していることが分かります。1991年のバブル崩壊からは1997年と2008年に1%以上のインフレ率となっていますが、2012年のアベノミクスまでは1%以下でマイナスの年が多くなっています。 インフレ率を参考にすると、1979年の100万円は、2019年には約140万3000円となり、40年間で約40万円のインフレになったことになります。低成長時期となる1999年からの20年を見ると、1999年に100万円であったものは、2019年に約102万8000円です。 この数字だけを見ると「インフレは考えなくてもよさそう」と感じてしまいます。しかし、日銀が公表している金融経済統計月報の2000年からの普通預金の金利の推移を見てみましょう。1%以下の金利が続いており、2016年からは0.001%と超低金利となっています。 1999年に普通預金に100万円を預けると、2019年には約100万3600円となり、2万5000円くらいインフレ率の方が上回っていることが分かります。 インフレ率が低いということは、経済も低迷しているということ。預貯金などの金利も低くなり、実質での貨幣価値が目減りしていると分かります。

続きはこちら

(2020/06/21)