三反園氏 知事選巡り複数の首長に電話も「集票依頼ではない」(MBC南日本放送)
【リンク先抜粋】
来月投票が行われる鹿児島県知事選挙にからみ、現職の三反園訓さんが県内の複数の首長に集票依頼の電話をしたという一部報道について、三反園さんは21日、報道陣の取材に応じ、「電話はかけたが集票依頼はしていない」と否定しました。
(三反園訓氏)「私の思いを伝えただけで新聞に書いてあるようなことは意図して発言しない」
(記者)「票のとりまとめを依頼されたつもりは?」
(三反園訓氏)「ない。ただ、相手方が誤解してそのように感じ、受け止めたのであれば私としては反省し、本当にお詫び申し上げたい」
この問題は、県内の複数の首長が現職の三反園訓さんからの電話で「地元が県に要望した事業を挙げながら、票のとりまとめなどの選挙協力を依頼された」と報道されたものです。
これについて、三反園さんは21日、複数の首長に電話をかけたことは認めたものの、票のとりまとめの依頼したことや公共事業などをちらつかせて圧力をかけたとする一部報道の内容を否定し、「誤解されたとすればお詫びする」と謝罪しました。
(記者)「票が(この市町村は)少ないと(圧力をかける)ような発言は?」
(三反園訓氏)「具体的なことは覚えていない、詳細には。私自身はこの4年間の強い思いがあるので、そういった思いを伝えただけ。(圧力をかけることを)意図して発言していない」
MBCの取材によりますと、およそ1か月前からこれまでに県内の複数の首長が三反園さんから電話を受けており、ある首長は「『知事選があるので、よろしく』と言われた。知事選への応援依頼とも受け取れた」と話しています。
政治学が専門の鹿児島大学の平井一臣教授は「告示前に電話で投票を依頼することは事前運動にあたり、公選法で禁止されている。告示前の今の時期に誤解を招くような電話はするべきではない」と指摘しています。