トランプ氏、3カ月ぶり選挙集会も会場に空席目立つ 直前には陣営スタッフの感染確認(BBC News)

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アメリカのドナルド・トランプ大統領は20日夜、南部オクラホマ州タルサで、11月の大統領選にむけて3カ月ぶりに選挙集会を開いた。選挙集会は新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)の影響で中止となっていた。 トランプ氏は15日、バンク・オブ・オクラホマ・センターでの集会に、100万人近くの申し込みがあったとツイートしていた。 しかし実際には、1万9000人収容のアリーナは満席には程遠く、「入りきれない」人たちのために用意した屋外会場での演説は断念することとなった。 アリーナ内では上層階はほぼ空席だった。実際の動員数はまだ明らかになっていない。 ■「検査を遅らせた」 トランプ氏は2時間近く続けた演説の中で、新型ウイルスへの対応については、検査をすると感染者の発見増加につながったため、当局にウイルス検査の実施スピードを落とすよう促したとし、ウイルス検査は「諸刃の剣」だと述べた。 トランプ氏は、ウイルス検査には「悪い部分がある。検査をすればもっと多くの感染者が見つかり、感染者数が増える」と、歓声を上げる観衆に語った。「だから『検査スピードを緩めろ』と言ったんだ」。 ホワイトハウスはその後、トランプ氏は「明らかに冗談を言っていた」と述べた。 集会をめぐっては、COVID-19(新型ウイルスによる感染症)が拡大するのではないかとの懸念が上がっていた。 開始のわずか数時間前には、集会スタッフ6人がウイルス検査で陽性だったとトランプ陣営は発表した。 再選を目指すトランプ氏の選挙集会は、アメリカ国内で開かれる屋内集会としては、同国のロックダウンが始まって以来で最大規模のイベントの1つ。 参加者は、集会後にどのような病気にかかっても、トランプ選対の責任は問わないという免責の同意書にサインしなければならなかった。 オクラホマ州の最高裁判所は19日、集会での社会的距離措置の順守を求める地元住民らの訴えを棄却した。しかしトランプ陣営は、参加者には会場に入る前に検温を実施し、マスクを提供するとした。 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、アメリカではこれまでに225万4000人以上が感染し、11万9000人以上が死亡している(日本時間21日午後2時時点)。 終わらない新型コロナ禍や世情不安、支持率低下などを背景に、トランプ氏としては得意の大規模集会を活力源

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(2020/06/21)