【戦前のBMWを組み合せたクーペ】ブリストル400 英国新ブランドの誕生 後編(AUTOCAR JAPAN)

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text:Martin Buckley(マーティン・バックリー) photo:James Mann(ジェームズ・マン) translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)   1998年、レジナルド・バードン・スミスが乗っていたブリストル400はオーナーが変わるが、組み上がった状態ではなかった。新オーナーのピーター・オズモンドがレストアを引き継ぎ、KHU 303のナンバーを付けた400が路上に復活したのは、2010年だった。 【写真】ブリストル400と412 (41枚) さらに2015年、ブリストル400が販売されていることに気づいたのは、ウィリアム・バードン・スミス。BAC社でマネージャーを務めていたレジナルドの息子で、現在のオーナーだ。 「1948年生まれで、このクルマは良く覚えています。ダッシュボードにおもちゃのステアリングホイールを付けて、遊んでいました。2度の事故のことも」 と振り返るウィリアム。 「最初の事故は、母が買い物をしている最中、ハンドブレーキが誤って解除されたのが原因。助手席には祖母が乗っていました。ギアは入っていたものの1速はフリーホイールで、丘を下り壁に衝突。わたしは飛ばされて、フロントガラスに頭を打ちました」  「2度目は母の運転で、オートバイとの事故です。幸い、大きな怪我はありませんでした」 ウィリアムは苦笑いをする。彼はアストン マーティンDB MkIIIも長年所有するクルマ好きだ。 400を購入してから、ウィリアムはオーバードライブを追加した。4ドアの405が登場するまで、標準装備ではなかった。また、リモート・シフトノブとブレーキ・サーボも。 標準では86psのエンジンだが、どこかの時点で403に搭載されていたタイプ100Aのブロックへと載せ替えられていた。400は、長距離を走るのにも魅力的だと認める。

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(2020/06/21)