驚異の新人モラントを軸にプレーオフ進出を狙うグリズリーズ/2019-20NBA通信簿チーム編28(バスケットボールキング)

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 昨季途中にマルク・ガソルをトロント・ラプターズ、昨季終了後にマイク・コンリーをユタ・ジャズへトレードしたことで、グリズリーズは過去10年以上に渡ってチームを支えてきた2枚看板が退団。  すると昨年のドラフト全体2位でジャ・モラントを指名し、トレードでブランドン・クラークを獲得。新たな指揮官にテイラー・ジェンキンズHC(ヘッドコーチ)を招へいすると、フリーエージェント(FA)でタイアス・ジョーンズとマルコ・グードリッチ、トレードでジェイ・クラウダー(現マイアミ・ヒート)、ディアンソニー・メルトン、ジョシュ・ジャクソンらを獲得。ドワイト・ハワード(現ロサンゼルス・レイカーズ)とアンドレ・イグダーラ(現ヒート)は一度もプレーせずに退団することとなり、若手中心のロースターで今季に臨んだ。  強豪ぞろいのウェストにおいて、モラント、ディロン・ブルックス、クラウダー、ジャレン・ジャクソンJr.にヨナス・バランチュナスという先発陣はインパクトに欠け、開幕前の予想はもちろんウェスト下位。そのため、開幕9試合で2勝7敗と大きく負け越し、11月を終えて5勝13敗だったこのチームの戦績を驚く者はほとんどいなかった。  ところが、12月に入るとチームがかみ合い始め、5試合で4勝を挙げるなど8勝8敗と大健闘。1月にはロサンゼルス・クリッパーズやヒューストン・ロケッツ、デンバー・ナゲッツといったリーグ上位チームをも下し、ジャズと並んでウェストトップタイの11勝4敗をマーク。  1か月間における平均得点でも、1月はフランチャイズ史上ベストとなる平均118.9得点(リーグ3位)を残し、リーグ上位を保持するアシスト数でも平均28.6本という高数字をたたき出し、プレーオフ出場圏内へと浮上。ブルックス、ジャクソンJr.、モラント、バランチュナスの4選手が平均16得点以上を挙げるというバランスの良いオフェンスが奏功した。 「誰もグリズリーズが8位にいると考えてはいなかったはずだ。僕らは『君たちには時間がある。(低迷しても)気にするんじゃない。まだ若いじゃないか』といったことを言われてきた。でも僕らはそんなこと気にしたりはしない。若いかどうかは関係ないんだ。これはバスケットボール。僕らは競い合うことが大好きだから、『このチーム相手に勝ちたいなら、ガチで打ち負かしてみろよ』って感じさ。不調な夜もあ

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(2020/06/21)