自分の「見た目」への不満が高まっているワケ(ハーパーズ バザー・オンライン)

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「1日に8時間も自分の姿を見つめることは、決して楽な道ではありません。髪の根元のリタッチやネイルやまつげを誰かに行ってもらえないことも含めると、なおさら難しいことです。今までなら、ちょっとお直しが必要だと感じたときに、ヘアサロンやネイルサロンを予約すればよかったけれど、ロックダウン中はそれは選択肢にありません。だから、余計に私たちは力を失ったように感じるのです」とメイクアップアーティストのシアラ・オーシェア(Ciara O’Shea)は認める。 これは、虚栄心とはなんの関係もないということをお伝えしておこう。そして、健康に関する慈善事業・GABAでメンタルヘルスの専門家として活動するカースティー・ラリーは、こうしたことに関する絶望感は、コントロール感覚と一致していることに同意する。「外見は、アイデンティティのとても重要な部分ですし、自分自身がどう見えるかを知らせ、他者からどう見えるかを形作るものです。私たちは、見た目がとても重要な価値を持つ世界に生きています。だから、私たちが今までやってきたように、自分自身を見せられないことはコントロールの欠如を表します。一部の人にとっては、外見がどのように見えるかについて、こだわり過ぎてしまう場合があるのです」 火に油を注ぐのは、私たちがソーシャルメディアやテレビなどで日々目にし続けている、見た目が美しい人々からの絶え間ない集中砲火だ。魅力的な一団が過ぎ去っても、目の下のクマやニキビとは無縁で、官能的なカーブを描き、ピチピチしていて、キラキラした肌を持つ、また別の子たちがやってくる。そのことが、”比較と絶望”の迷宮へとあなたを誘うのだ。「他者と自分を比べてしまうのは人間の性ですが、私たちは絶えず自分たちを、ソーシャルメディアのプラットフォームで注意深く作り上げられている非現実的な理想やイメージと比較するよう仕向けられているのです」とラリーは続ける。

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(2020/06/21)