空襲犠牲の生徒慰霊 浜松・西遠女子学園、在校生が平和誓う(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 浜松市中区の西遠女子学園中・高は20日、太平洋戦争末期の空襲で犠牲になった生徒と教員を追悼する「殉難学徒慰霊式」を同校で行った。毎年5月に開催してきた式典は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期を余儀なくされたが、全校生徒約470人は戦後75年の節目の年に戦争の悲惨さを学び、平和を守る決意を新たにした。  1945年4月30日と5月19日の空襲で同校の生徒29人と教員1人が動員先の工場で命を落とした。今年の慰霊式の前に在校生は家族や地元の高齢者に戦争体験を聞くなどの事前学習に取り組んだ。  3密を避けるため中学と高校の二部構成で行われた式典では、生徒らは持ち寄った花と千羽鶴で飾った祭壇を前に黙とうをささげ、殉難生徒らを悼む歌も合唱した。  中学の部では生徒会の山下真央会長が「悲しい歴史を忘れず、命と平和の尊さを深く考えていきたい」と慰霊の言葉を述べた。「平和の作文」を披露した熊田湖子さん(中学1年)は「今の幸せは、おじいさんやおばあさんのつらく悲しい思いの上にある。平和のために自分の意見をしっかり持ち、人や物を大切にしたい」と語った。

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(2020/06/21)