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　22日（日）は、太陽の一部が月に隠れる部分日食が全国各地で観測出来るチャンスで、すでに石垣島などで欠け始めた太陽がみられている。雲の多い所も、まだチャンスはありそうだ。 　部分日食は、太陽と月と地球が一直線上に並んだときに、地球から見て太陽の一部が月に隠れる現象で、太陽の一部が欠けたようにみられる。時間帯は地域によって多少異なるが、すでに16時前後から始まっている所が多くなっていて、石垣島などでは欠け始めた太陽がみられているようだ。このあと最も欠けるのが17時過ぎ、食の終わりは18時～18時30分頃となる見込み。天気は日本海側では広く晴れる見通しで、長い時間観測できそうだ。一方、太平洋側では雲が多く、関東や九州南部では雨の降っている所もあり、良くみられる地域は少ない見込み。ただ、まだ雲が少なくなったり、薄くなるタイミングで観測できるチャンスはありそうだ。 　なお、太陽を直接見ると、強い光と熱で目を痛めるため、少しの時間でも専用の日食グラスを使うか、日光を投影させるなどの安全な方法で観測する必要がある。サングラスや雲越しの観測も危険だ。

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(2020/06/21)