茨城県つくば市が応援チケット 新型コロナで苦境のバス・タクシーに 金額2割上乗せ(産経新聞)

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 茨城県つくば市は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、利用者が減ったバスやタクシー事業者などを応援しようと、購入額に2割の金額を上乗せした「市内旅客運送業応援チケット」の販売を始めた。代行運転にも使用できる。同市では、「新型コロナ対策でタクシーやバスなどへのチケット事業は珍しいのではないか」としている。  市の調べによると、今年4月のバスの利用客は前年同期比で約7割減となった。タクシーも4月は同約7割減、5月は同約8割減少している。市経済支援室は「代行運転のデータはないが、『ほとんど運転していない』と話す業者もあり、減少幅はバスやタクシー以上ではないか」としている。  このため、市は宿泊や飲食業者への対応に続いて市民の足を守る観点からバスやタクシー業者らへの支援を決めた。  チケットの購入は7月27日までで、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング(CF)」を利用する。チケットは「個別応援チケット」と「タクシー事業者共通応援チケット」の2種類がある。  このうち、個別応援チケットは、バス定期券の購入や貸し切りバス、介護タクシー、代行運転などに利用できる。使用期間は8月21日から来年2月28日まで。  タクシー事業者共通応援チケットは「つくば地区駅構内タクシー運営協議会」所属の20社で使用できる。使用期間は8月21日から来年8月31日まで。  いずれのチケットも販売額は2500円(チケット3000円分)▽5000円(同6000円分)▽1万円(同1万2000円分)▽3万円(同3万6000円分)の4種類。  1人当たりの購入上限額は2つのプランを合わせて10万円まで。また、CFの機能を活用してチケットを購入せず、寄付だけすることもできる。  市内の代行運転業者は「チケットに代行運転を入れてくれたのはうれしい。新型コロナが収まってきたので、飲食業者も交通関係者も市民も、みんなで頑張って、以前の生活を取り戻したい」と話す。  五十嵐立青市長は「外出自粛の影響を大きく受けた市内の旅客運送事業者を市民とともに支えたい」と利用を呼びかけている。  問い合わせは市経済支援室(029・883・1111)(篠崎理)

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(2020/06/21)