コロナ禍で国境封鎖の北朝鮮。観光解禁は来春までずれ込む可能性も。絶たれる外貨獲得の手段(HARBOR BUSINESS Online)

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「今年のマスゲームは完全中止になり、観光客の入国再開も来年にずれ込むかもしれません」と北朝鮮旅行を手配する代理店は肩を落とす。  新型コロナウイルス対策で1月22日に外国人観光客の受け入れを停止した北朝鮮。その10日後には、国際列車、空路の運行も止めて国境を接する中朝、ロ朝国境をすべて封鎖した。  1月22日は、中国武漢が都市封鎖される前日というタイミングだった。そのため何かしらの情報を持っていたのかなどの憶測も流れた。しかし、現実的には、封鎖前日の21日に国境を接する遼寧省の大連で新型コロナウイルス確定患者1号が確認されたことが大きく影響したと考えられる。  当初、北朝鮮旅行の各代理店は春先には収束して入国が再開されるだろうと考えていたのが、3月以降、感染は世界へ広がり、世界の国々が前例のない鎖国状態となり2020年はすでに半分が過ぎてしまった。  今月中旬、北朝鮮国内の観光関係者から中国の旅行代理店へ今夏の観光入国再開は見送りが決定したとの連絡があった。早くても国慶節連休後になる見込みだという。  国慶節は中国の建国記念日の連休で北朝鮮観光にとって秋最大にしてその年の最後の書き入れ時となっている。その国慶節連休後ということは、観光入国再開は、最短10月中旬以降ということになりそうだ。  日本の周辺国を見てもタイの観光客入国再開が10月上旬と報じられているので、各国で同じくらいのタイミングになるのはやむを得ないと言える。

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(2020/06/21)