袋井・浅羽地区3小学校、同じ校歌なぜ? 5カ村結束の証し、平成分校時も異論なく【NEXT特捜隊】(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 なぜ浅羽だけ…。袋井市教委を訪ね、山本裕祥教育監(61)に話をうかがった。山本教育監は15年ほど前、浅羽中学校に勤務していた。「笠原と浅羽南、北、東の4小学校から入学してくる。浅羽3小が同じ校歌だったとそこで初めて知る子もいました。意外に知らないまま大人になる人も多いのかもしれません」  歌詞を見てみよう。  一、太平洋の波よせて/洗うなぎさのいさぎよく/はるかに望む富士のねに/千年の雪の色白し  二、このうるわしき地を占めて/里の習いも美しく/おちこちかけて昔より/浅羽の庄の名ぞ高き  三、このうるわしき海山に/心たぐえてわれらみな/わが美しき里の名を/いく千代までも伝えてん  山本教育監は「浅羽の地をうたう歌詞には校名が入っていません。私自身、不思議だなあと思っていました。5カ村共通の校歌だったからそうだったんだと後に分かりました」と振り返る。  共通校歌は明治時代後半、浅羽5カ村(上浅羽、西浅羽、東浅羽、幸浦、豊浜)で制定に向けた機運が盛り上がり、大正2(1913)年に披露されたとの記録が残る。各村1校の尋常小学校で歌った。山本教育監もそれ以上の情報は持ち合わせていなかったが、元教員の鵜飼和吉さん(71)が過去に経緯を詳しく調査していると教えてくれた。

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(2020/06/21)