レスリングの高校生代替大会開催に山梨・韮崎工文田敏郎監督「子どもたちにとってうれしいこと」臨機応変な対応も願う(スポーツ報知)

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 日本レスリング協会は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全国高校選抜大会、全国高校総体の中止に続き、鹿児島国体の来年以降への延期が発表となったことに伴い、10月に高校生の代替大会(男子・新潟、女子・静岡)を開催することを決めた。  男子は3月に新潟で行われるはずだった全国高校選抜大会の出場チーム・選手による大会の予定だが、詳細は今後の話し合いで決定されるとした。全国高校選抜大会の学校対抗戦、個人戦に出場予定だった山梨・韮崎工の監督で、東京五輪男子グレコローマンスタイル60キロ級代表内定の文田健一郎(24)=ミキハウス=の父・敏郎氏(58)は21日、電話取材に応じ、代替大会開催に「子どもたちにとってうれしいことだと思いました」と喜んだ。  ただ、問題点もある。文田監督は「成長期のため、当時より体重が増えてしまっている子たちもいる。そういう子たちは無理な減量をしてでも出たいというのが本音だとも思います。健康面で大丈夫かという心配もあります」と指摘。その上で、個人的な意見として「もう一回(現在の各自の階級をもとに)、予選もやってもらえたら」と話した。  もちろん感染リスクも含め、コロナ禍で各地の状況が違うことも理解している。そこで「予選ができるところは行い、できないところはこれまでの実績を考慮するなど、それぞれの地域で決められないでしょうか」と臨機応変な対応を希望した。  また、全国高校生グレコローマン選手権も中止となったことから、代替大会への参加上限人数を変えないことを前提に「個人戦はフリーかグレコか、どちらかを選べるようにできたら。1人でも多くの選手に表彰台のチャンスを与えてもらいたいです」と願った。

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(2020/06/21)