「依存症にはなりません」 子供がゲームの使用方法を自主提案 保護者も追随 長野県御代田町(産経新聞)

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 長野県御代田町の児童・生徒が、スマートフォンやゲーム機などの電子メディアと上手に向き合うため、使う時間など守るべき項目を列記した「子ども宣言」を取りまとめた。保護者もこれに追随する形で宣言を採択し、町を挙げて電子メディアの有効活用を図る動きが本格化している。子供たちの電子メディア利用の弊害と利便性の両立に向けた模索が続く。(松本浩史) 【写真でみる】児童らが取りまとめた「子ども宣言」  ■コントロールデー  電子メディアのゲームで危険に巻き込まれる恐れもある。どんなケースか? 「過剰請求されて詐欺被害に巻き込まれかねない」  ゲーム中、人を傷つけたりする乱暴な言葉を口にしていないか? 「『くそー』とか『死ねー』とか、たまに言っている」  第2日曜日だった14日、同町の内堀綾子さん方には、2人の息子を含め小学4、6年生の計6人が集まり、内堀さんの問いに答える形で、電子メディアの使い方を話し合っていた。  宣言では、毎月第2日曜日を「メディアコントロールデー」に定めている。子供たちが、保護者や家族、友達らと電子メディアとどう向き合うのか、話し合うのだ。  このうちの1人は、ゲームに充てる時間を「平日なら2時間、休日だと4時間」にすることを母親と決めている。時間を使い切らずやめるケースもあるが、「毎日、1時間はやっています」と話した。  ■ゲームが長時間化  電子メディアの悪影響として、運動不足や学力低下のほか、暴力的なゲームへの慣れ、睡眠不足などが懸念されている。このため町教育委員会は昨年、町内の全3校(小学校2校、中学校1校)の小学3年生以上の約1千人を対象に、アンケートを実施した。  その結果、平日でも4~5時間にわたり電子メディアを使う子供がいるなど、使用時間が長くなっている実態が判明。勉強や睡眠の時間が削られていると感じている児童らも多かった。  町は、アンケート結果を3校に渡し、児童らと対処方針を検討してもらった。今年1月、児童・生徒会長ら計8人が自校の案を持ち寄り「小中合同サミット」を開催し、宣言の起草に着手した。  素案は町教委が用意したが、計3回にわたるサミットで、児童らの発案で幾つかの修正が入った。「メディアコントロールデー」もその一つ。毎月15日の案だったが、「家族がいる日曜日に設定した方がいい」などの意見から、毎月第2日曜

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(2020/06/21)