バスケ男子代表キャプテン篠山が小中学生に熱血指導(日刊スポーツ)

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バスケットボール男子日本代表のキャプテンが、小中学生たちに対して画面越しに熱血指導を行った。 Bリーグの川崎ブレイブサンダースは20日、3人の現役選手が先生役を務める「オンラインバスケ教室」を開催した。日本代表でも主将の篠山青竜(31)は小5~中3の20人を対象に「自分の体重を支えられるようになろう」というテーマで指導。バスケをプレーするうえで基本的かつ重要な体勢を覚えてもらうべく、自身が幼いころから現在も行っているというトレーニングを伝授した。 篠山は身ぶり手ぶりを交えて実演したあと、画面をのぞき込みながら参加者たちの動きを確認。「○○君、いいよ!」「△△さん、ちょっと膝が前に出ているかな」と、丁寧に1人1人の名前を口にした。トレーニングの合間には水分補給を呼びかけるなど、細やかな気遣いも見られた。トレーニング後には参加者からのバスケ全般に関する質問に対し、自身の体験を交えながらわかりやすく説明した。 約40分の“授業”を終えた後に篠山は、「ちゃんと向き合ってやれたと思う」と充実した表情。インターネット会議システムの活用によって遠方のファンとも深いコミュニケーションを取れることを実感し、「いい武器をゲットしたんじゃないかな」とうなずいた。 コロナ禍による自粛期間中、メディアに対してはオンラインで何度も取材に応じてきた。一方、画面越しとはいえファンとの交流はは久々だったようで、「記者の方たちの前では眠そうな顔をしていた部分もあったが、久しぶりに応援してくださる人たちと顔を合わせたことで、顔の筋肉がぐっと上がった」。ちゃめっ気を交えながら真顔で話した。 年中児から小1を対象に、ボールの扱いに慣れることをテーマとした教室では、青木保憲(24)が先生役となった。リモートで教えることの難しさを口にしつつも、「今後はこういうのが主流になっていくのかもしれない。こういう活動が大事だと、コロナ禍によって逆に気づかされた」。 熊谷尚也(29)は、小2~小4の少年少女たちに、ディフェンスに必要なフットワークを伝授し、「みんな元気に取り組んでくれた」。実際に手取り足取り教えることができないからこそ、「言葉でうまく伝えることを意識した」と振り返った。【奥岡幹浩】

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(2020/06/20)