大阪有機化学工業、6期連続となる「増配」を発表し、配当利回り2.15%に! 配当額は6年で4.3倍に急増、2020年11月期は前期比3円増の「1株あたり43円」に(ダイヤモンド・ザイ)
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大阪有機化学工業(4187)は、2020年11月期の配当予想を修正して、前期比で「増配」とする予想を、2020年6月19日の17時に発表した。これにより、大阪有機化学工業の配当利回り(予想)は2.15%にアップし、「連続増配期間」は"5期"から"6期"に更新される見通しとなった。
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大阪有機化学工業は、2020年11月期の配当を、中間配当(5月・権利確定済み)が「23円」、期末配当(11月・予想)が「20円」、合計の年間配当額は「1株あたり43円」に修正すると発表した。
中間配当の前回予想は「20円」だったので、前回予想より「3円」の増配となる。なお、期末配当の予想は据え置きとなっている。今回の増配発表により、大阪有機化学工業の配当利回り(予想)は2.00%⇒2.15%にアップした。
また、大阪有機化学工業の2019年11月期の配当は「1株あたり40円」だったので、前期比で「3円」の増配となる見込み。
大阪有機化学工業は今回、配当予想の修正とともに業績予想の修正(前回予想比で減収増益)を発表している。大阪有機化学工業は株主還元について「配当性向30%を目安」としているため、今回の業績予想の修正に伴って、配当予想の修正(増配)が決まった形だ。ただし、今回「増配」が発表されたのは、すでに権利が確定している2020年11月期の中間配当である点には注意しておこう。
なお、配当予想と業績予想の修正が発表されたことを受けて、大阪有機化学工業の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年6月19日)の終値1995円より240円も高い2235円(+12.03%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
●大阪有機化学工業の過去8期の配当の推移は?
■大阪有機化学工業(4187)の過去8期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2013/11
10円
2017/11
29円
2014/11
10円
2018/11
36円
2015/11
15円
2019/11
40円
2016/11
25円
2020/11
43円
(予想)
大阪有機化学工業は2015年11月期以降、連続増配を継続しており、2020年11月期の配当予想「1株あた