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バス車内でマスクを着用せず、騒動を起こした乗客が、この問題で初めて身柄を拘束された。 【もっと大きな写真を見る】 ソウル東部地裁部長のミン・チョルギ判事は20日、A氏（50代）の令状実質審査を開いた後、拘束令状を発行した。 裁判所は拘束理由を明らかにしなかったが、「新型コロナウイルス感染症が拡散する時期に、公共交通機関を利用する乗客の安全と健康に直結する事案の重大性を考慮した」というのが警察の説明だ。 これに先立ち19日、警察は傷害容疑を適用して拘束令状を申請し、検察もこれを受け入れて令状を請求した。 A氏は18日午後、ソウル市クァンジン（広津）区でマスクを着用せずにバスに乗ったため、乗客と喧嘩になった。隣にいた乗客がこれを止めると、A氏はその乗客の頬を殴り、唾を吐き、バスから降りて逃走した。 バス運転手のB氏がA氏を追いかけると、A氏はB氏の首をかみ、B氏は重傷を負った。 A氏の身柄を確保した警察では、運転者への暴行容疑などの追加適用も検討している。

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(2020/06/20)