藤井聡太七段が師匠の杉本昌隆八段に95手で勝利…竜王戦挑戦者決定T進出決定(中日スポーツ)

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 注目の師弟対決となった第33期竜王戦3組ランキング戦決勝、杉本昌隆八段(51)―藤井聡太七段(17)戦は20日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、95手で弟子の藤井七段に軍配が上がった。これで藤井七段は史上初となるランキング戦4期連続優勝の大記録を樹立し、挑戦者決定トーナメント進出を決めた。  本戦入りの懸かった大一番を34歳離れた師弟で争うというのは、まさに千載一遇の夢舞台。ドラマでもあり得ないようなシーンだった。藤井七段はスーツ姿だったが、杉本八段は並々ならぬ気合をうかがわせる和装で登場した。  盤上は四間飛車を採用した後手・杉本八段が斬新な作戦を披露すると、構想力を問われる難解な展開に。最善手を求めて時間を惜しまず読みふける師弟の姿は、完全に2人だけの世界に没入。中盤以降も均衡を保ったまま、互いに全軍が躍動する名勝負となった。最後は藤井七段が抜け出し、午後10時10分に終局。杉本八段は勝てば2003年以来の3組優勝、4度目の竜王トーナメント入りを果たすところだったが、かなわなかった。  竜王位は現在、豊島将之竜王・名人(30)が保持している。挑戦者決定トーナメントには各組上位者11人が参戦し、豊島竜王と挑戦者による七番勝負は例年10~12月に行われる。

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(2020/06/20)