WRC、2021年の開催国を日本含む9ヵ国承認。今季の再開予定は依然として不明(motorsport.com 日本版)
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FIA世界ラリー選手権(WRC)の2020年シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックによって中断が続いているが、19日に行なわれた世界モータースポーツ評議会(WMSC)では2021年シーズンのイベント開催国の一部が承認を受けた。
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なお中断の続いている2020年に関しては改訂版カレンダーはまだ明らかになっていない。
今回のWMSCでは2021年の開催国として日本を含む9ヵ国が承認されているが、今後さらに多くのイベントが追加される予定だ。また、承認を受けたイベントについても開催日程などは明らかにされていない。
変更点としては、2020年は開催が見送られていたオーストラリア、そしてスペインでの開催が復活することになった。また今季18年ぶりに復活予定だったものの、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で中止となったケニアでのサファリラリーも承認された国に含まれている。
またWMSCでは開催カレンダー以外に、新型コロナウイルスの影響を受けている2020年シーズンに向けた、ふたつのコスト削減策も明らかとなった。
第一に、大会前の事前テストについてだ。ヨーロッパラウンドに参戦するワークスドライバーの走行日は1日に短縮されることになった。
次に使用可能なエンジン基数について。今季の年間イベント開催数が8戦以下となった場合、シーズン全体で使用可能なエンジンが3基から2基へ減ることになった。
2021WRC開催カレンダー草案
モンテカルロ* ターマック
フィンランド グラベル
ポルトガル グラベル
スウェーデン スノー
ケニア グラベル
スペイン ターマック
イタリア グラベル
日本 ターマック
オーストラリア** グラベル
*イベントプロモーターとの契約合意待ち
**新しいロケーションでの開催