5回1失点に抑えた巨人の田口、2年ぶりの先発勝利(産経新聞)
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先発復帰への強い気持ちで腕を振った。巨人先発の田口は、今季初登板の緊張感に包まれながら、阪神を5回4安打1失点に抑えた。今季初白星は2年ぶりの先発勝利でもあった。「粘り強く投げることはできた」と振り返った。
二回以降、毎回走者を背負いながら踏ん張った。三回2死満塁で4番ボーアを迎えると、丁寧に外を突き、最後は外角低めに逃げるスライダーで打ち取った。先発復帰へ課題だった球数は5回で91球を費やした。自己評価は「球数が多く、本塁打も打たれたが、走者をかえさずに最少失点でいけた」と課題と手応えが入り交じった。
2016、17年は先発ローテーションの一角として2年連続2桁勝利。18年は一転して不振に陥り、昨季は中継ぎが主戦場だった。今季は先発復帰を直訴し、結果を出して開幕ローテの座をつかんだ。「今日の勝ち星がまた活力になると思う」と原監督も期待を寄せた。
(小川寛太)