日本ハム上沢2軍戦で5回1失点 完全復活へ前進(日刊スポーツ)

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<イースタン・リーグ:日本ハム3-1巨人>◇20日◇鎌ケ谷 日本ハム上沢直之投手(26)が完全復活へ、また前進した。イースタン・リーグ開幕戦の巨人戦(鎌ケ谷)に先発。4回に1本塁打を喫したが、今季最長5回を投げ、1安打1失点と好投した。次回も2軍での登板予定だが、左膝膝蓋(しつがい)骨骨折からの復帰へ、着実に歩みを進めていく。 【写真】4回の登板を終え笑顔を見せながら引き揚げる日本ハム先発の上沢    ◇   ◇   ◇ 充実感が、顔いっぱいに広がった。上沢が、また1段ステップアップした。「テンポよく投げられたし、ストレートも投げられていた。球数も少なく、インコースに投げられた」と自ら納得できる要素を、次々と挙げた。許したのは4回の1被弾のみ。故障明け最長となる5回を投げ、1安打1失点。球数も63球と、予定の70球を下回るテンポの良さだった。「思うように投げられてきた」と復活へ、さらに自信を深めた。 直球を軸に攻める姿勢を貫いた。ストライク先行で、カウント有利に進めることを徹底した。参考にしたのは有原や大リーガー。「イニングを投げた方が試合を作れるし、野手にとってもいい。三振を取ることを優先するよりも、球数を少なく、長いイニングを投げられるように集中しました」と故障前との変化を明かした。 あれから1年、遠かったマウンドが近づいてきた。昨年6月18日に左膝骨折の大ケガを負った。奇跡的な回復力も後押しして、1軍昇格への道筋も見えてきた。「意外に早かったような、長かったような。投げているのも変な感じ」。まだ実感は湧いてこない。ただ「試合で、ちゃんとした結果を出さないといけない状態に入っている」と自覚は芽生え始めた。 栗山監督は「俺には目安があるけど、丁寧にいってあげないと本人が焦るので」と、慎重に昇格時期を見極めている。次回も2軍で登板予定。夏場の連戦を乗り切る救世主として、1軍に舞い戻る。【田中彩友美】 日本ハム荒木2軍監督(上沢に)「レベルが違う。エースだよ!下の子たちにも感じてもらいたいね」 日本ハム加藤2軍投手コーチ(上沢に)「膝元に、しっかり角度ある球を投げられていた」

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(2020/06/20)