コロナ禍でコスト増 台湾の航空各社、各種手数料で対応 7月から(中央社フォーカス台湾)
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(台北中央社)新型コロナウイルスの影響によるコスト負担が重くのしかかる中、台湾のエバー(長栄)航空が来月から、航空券の予約に手数料を設けることが分かった。チャイナエアライン(中華航空)も、航空券の変更や払い戻しにかかる手数料を来月から引き上げるという。
予約手数料を設けるのは、エバーグリーングループ(長栄集団)傘下のエバー航空とユニー(立栄)航空。国際線の航空券を予約する個人・団体に対し、1区間につき5米ドル(約530円)を請求する。座席を必要としない幼児や香港出発の旅客は対象にならない。特典航空券や割引航空券なども対象外。
交通部(交通省)民用航空局によれば、予約手数料は世界的にもポピュラーで、台湾ではタイガーエア台湾(台湾虎航)が2014年の開業以来実施しているという。
一方、チャイナエアラインは航空券の変更・払い戻し規定を改定し、来月2日から適用する。エコノミークラスの場合、変更手数料は従来の4000台湾元(約1万5000円)から6000元(約2万2000円)に、払い戻し手数料は従来の最大3500元(約1万3000円)から最大6000元に調整される。
(汪淑芬/編集:塚越西穂)