中日開幕4時間49分勝利、新打線に与田監督手応え(日刊スポーツ)

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<ヤクルト7-9中日>◇19日◇神宮 20年バージョンの強竜打線が開幕戦で粘り強さを披露した。7-7で迎えた延長10回、均衡破ったのは代打堂上直倫内野手だ。貴重な中犠飛を高々と打ち上げた。昨年、神宮球場で打率3割4分6厘、6本塁打。ミスター神宮が、回ってきた場面で最高の仕事を決めた。チーム4年ぶりの開幕戦勝利。93年開幕戦での20安打に次ぐ、18安打9点の攻撃力を初戦で見せつけた。 【写真】ヤクルトに勝利し、阿部とハイタッチしそうでしない中日堂上 打線は初回からつながった。まずは竜の看板ダヤン・ビシエド内野手がけん引。初回2死一塁。石川の2球目、ツーシームを軽々と右翼スタンドへ運んだ。午後6時9分。先制1号2ランは3年ぶり3度目の開幕マウンドに上がった大野雄大投手への援護弾だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大で約3カ月遅れでスタートした今季12球団最速弾でもあった。 「いいスイングができたよ。開幕戦の1打席目にいい形で打つことができてうれしいよ」。ベンチ前で自らを祝う万歳のようなエアハイタッチポーズで喜びを体現した。6月に再開された同じ神宮でのヤクルトとの練習試合初戦でも12球団最速で本塁打を披露。その練習試合では、打率3割7分9厘をマークした。本塁打もリーグ2位の4本。好調をそのまま神宮に持ち込んだ。 大野雄が4回6失点で降板。4-7と3点を追う7回にも底力を見せた。ビシエドの両脇を固める2人が続いた。3番ソイロ・アルモンテ外野手が3安打目の猛打賞でチャンスメーク。ビシエドが四球で広げた場面に5番高橋周平内野手が右中間への適時二塁打で1点。1点差に迫ると京田陽太内野手の同点適時打で試合を振り出しに戻した。 中日は昨季リーグ1位のチーム打率を誇ったが、得点力不足に悩んだ。しかし、6月の練習試合ではチーム打率2割7分5厘、17本塁打とリーグ1位の攻撃力を披露。懸案の得点力もリーグ2位の53得点に上昇した。与田剛監督も「しっかり点を取るのがチームの課題。少しずつ安心材料は出た」と打線への手応えを感じて開幕を迎えた。待ち望んだ開幕白星発進を、4時間49分かけてファンに届けた。【伊東大介】 ▽中日堂上(10回勝ち越し犠飛) みんながつないでくれた場面だったので、なんとか点を入れたかった。いい緊張感の中で打席に立つことができました。 ▽中日京田(7回同点適時

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(2020/06/19)