14nmもそろそろ限界。インテル第10世代Coreプロセッサのベンチ結果(ギズモード・ジャパン)

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Intelが14nmプロセスで6年停滞している間に、AMDは7nmプロセスに移行し、クロックスピードとコア数を着々と上げています。今はまだ「負荷の高いゲームなどのシングルコアアプリは、やっぱり1コアの性能が高いIntel、多コアの並列処理が問われる3DレンダリングなどのタスクはAMD」という大雑把な棲み分けがありますが、AMDはゲーム用CPUもがんばってるし、特に第3世代Ryzenは同メーカーのRadeonグラフィックカードと組み合わせるとIntelに性能で並びます。しかも値段は安め。買うモデルと用途によっては、コスパで優位に立っていると言えます。 いくら1コアあたりの性能が上でも、Intelはアーキテクチャもプロセスも年季が入ってます。昨年やっとIce Lakeで10nm化に乗り出しましたが、そちらも停滞中で、今年3月のモルガンスタンレー主催カンファレンスではGeorge Davis最高財務責任者自らが「ノード内の最適化が14nmから期待するほど強力ではない」と認める一幕もありました。 Intelは新プロセッサで「最速のゲーミングCPU」の実現に努めましたが、i9 10900Kと旧型i9 9900Kを比べても差はそんなにありません。2年落ちのCore i9-9900Kや1年落ちのRyzen 9 3900Xを買ったばかりの人は「第10世代を待ってから買うんだった…」と後悔の嵐かもですが、今回試した限りではトランスコーディングもレンダリングもゲームも大差ない印象で、488ドル(日本での市場価格=7万2000円)出して買い替えるほどでもない印象です。 Intelからは値ごろな262ドル (日本での市場価格=5万6000円)の「Core i5-10600K」も届きました。そちらなら最大4.8GHz(実測では4.9GHzだった)ですし、性能も価格も納得圏内かと…。第10世代の上位モデル「Core i9-10900K」は、低温時に自動でクロック周波数を100~200MHz向上するIntel独自の「Thermal Velocity Boost(VB)」 、ターボブーストが搭載されている割には5.0GHzまでしか実測では出ませんでした。 廉価モデルと上位モデルのいずれを買うにしても、Intelはソケットのデザインをまたまた変更していますので、マザーボードの買い替えは必要です

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(2020/06/19)