韓国のアリバイづくりにすぎない~日本をWTOに提訴(ニッポン放送)

【リンク先抜粋】
宮家)韓国の問題もあるけれど、より大きな問題はWTOという国際機関そのものだと思います。私が外務省で経済局に異動する直前にWTO協定ができたのですが、当時は中国のWTO加盟交渉も経験しました。実は、私は中国の加盟には反対していました。私一人が反対しても、どうにもなるものではありませんが・・・。そもそも、WTOではコンセンサス、つまり満場一致で物事を決めるのです。当時からもちろん、ブラジルやインドなど、付き合いの難しい国々はありましたが、それでも何とか妥協してコンセンサスを取り、ルールを1つずつつくって行ったのです。ところが、中国を入れるとなると、話は別です。彼らはコンセンサスには絶対に参加しないですよね。しかも、加盟するときには中国に対して、相当下駄を履かせ、一種の特権を与えている。彼らは自分たちを「途上国」と言っているわけだから、普通であれば認めない様々な特別扱いを、仕方がないので認めていたところもあったのです。問題はあれから20年たったいまでも特別扱いを維持していること。それを変えるにはコンセンサスが必要になり、彼らは当然それに反対するから合意はできない。それから、WTOが機能しなくなり始めたということです。上手く機能していたのは中国が入るまでですよ。いまは機能しなくなりつつある。それが理由かどうかは別として、特にトランプさんは、このような国際機関は大嫌いですからね。

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(2020/06/19)