5月11日に三回目の半減期を迎えたビットコイン。価格はこれからどうなる?(ファイナンシャルフィールド)
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ビットコインの世界では、マイナーと呼ばれる人がコンピューターを使って複雑な計算をすることによりブロックを採掘し(マイニング)、採掘したブロックごとにマイナーはビットコインをもらいオーナーになります。
マイナーから見ると、投資のための費用はコンピューターの購入費と電気代で、その報酬はビットコインということになります。
半減期というのは、採掘したブロック当たりの報酬が半分になる時期のことをいいます。ビットコインの半減期は、今までに2012年、2016年と2回訪れ、2020年5月11日が3回目に当たります。
2020年5月11日の半減期では、今まで1ブロック当たり12.5ビットコインもらっていたマイニング報酬が半分の6.25ビットコインになりました。
マイナーにとっては、電気代などの費用が変わらないのに報酬が少なくなるので、儲からなくなります。すると今まで参加していたマイナーが撤退して、ビットコインの価格は下がるのではないかと思われるかもしれません。
ところが、そればかりではないのです。マイナーの報酬が半減するということは、世の中に出回るビットコインの数が少なくなるので、1ビットコイン当たりの価格は上がることにもなります。
マイニング報酬をいつまでも以前と同じにしておくと、時間の経過とともにビットコインの量が増えていき、インフレになり、ビットコインの価値が下がってしまいます。それを防ぐために、ビットコインの半減期があるのです。