移動自粛解除 灘菊酒造が土日限定「試飲付き見学ツアー」（産経新聞）
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姫路市の「灘菊酒造」は２０日から、土・日曜限定で酒蔵見学ツアーを始める。新型コロナウイルスの影響で同社は人気の酒蔵公開を休止していたが、都道府県境の移動自粛が解除されたことに合わせて企画した。
ツアーでは、明治４３年の創業当時から残る木造酒蔵のうち２棟を日本酒アテンダントの案内で見学。「中蔵」では古い酒造用道具を展示し、「東蔵」では現在の酒造りをパネルで説明、同社と縁のある柔道家・川石酒造之助（みきのすけ）の紹介コーナーもある。
このあと、酒類の地理的表示（ＧＩ）指定を受けた「ＧＩはりま」認定の日本酒５種類を試飲。きき酒で全問正解すると、限定日本酒１本（３００ミリリットル）をプレゼントする。
定員１０人。参加料は５００円だが、まずは地元客から来てもらおうと、兵庫・大阪在住者は７月末まで無料とする。
「新型コロナ以降、失われた観光客を少しずつ取り戻したい」と川石光佐社長。申し込みや問い合わせは同社（０７９・２８５・３１１１）。
