【巨人】初勝利はスタルヒンのデビュー戦だった…6000勝の軌跡(スポーツ報知)
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◆JERAセ・リ-グ 巨人3―2阪神(19日・東京ドーム)
巨人がプロ野球史上初の通算6000勝を達成した。1―2の7回1死二塁、吉川尚が右越えに逆転2ラン。8回を中川、9回をデラロサが無失点で締めた。
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巨人先発・菅野は3回、阪神先発・西勇に左翼ポール直撃の先制本塁打を喫した。4回2死二、三塁から中島の遊撃内野安打で1―1に追いついたが、5回1死二塁から再び西勇に適時二塁打を許した。しかし7回、阪神2番手の岩崎を攻略して逆転に成功した。
菅野は150キロ超の直球に加え、キレのある変化球で7回を6安打2失点8奪三振と粘投。自身6度目の開幕投手で、別所毅彦(51、53、55、56年)、斎藤雅樹(93~96年)に続く球団タイの4勝目を挙げた。
【巨人】初勝利はスタルヒンのデビュー戦だった…6000勝の軌跡
【初勝利】
◆1936年7月3日(戸塚)
大東京
000 100 000 1
200 062 00× 10
巨人
勝 畑福 敗 遠藤
(中)林 清光
(二)前川 八郎
(右)中島 治康
(左)伊藤健太郎
(一)永沢富士夫
(捕)中山 武
(遊)筒井 修
(三)白石 敏男
(投)畑福 俊英
初戦で名古屋に8―9で敗れた巨人は1回に中島、伊藤の連続タイムリーで2点を先制。4回に畑福が1点を失ったが、5回6安打を集中して6点を挙げ試合を決めた。この試合で通算300勝投手となるスタルヒンが7回からデビューし3回を4奪三振、無失点だった。
【巨人】500勝目は戦後プロ野球復活シーズンだった…6000勝の軌跡
【500勝】
◆1946年5月12日(後楽園)
阪急
000 000 000 0
000 000 001× 1
巨人
勝 藤本 敗 笠松
(中)呉 新亨
(三)山川 喜作
(二)千葉 茂
(左)黒沢 俊夫
(捕)多田文久三
(一)諏訪 裕良
(右)林 清一
(投)藤本 英雄
(遊)山川 潔
プロ野球復活のシーズン。藤本、笠松の投手戦で8回まで両軍0行進。巨人は9回、先頭の山川が中前安打で出塁。千葉が四球、4番黒沢の三塁前の送りバントが内野安打になり無死満塁。2球目のスクイズがファウルにな