「最強」のアイドルは? 手本にしている選手は? 冨安健洋が伊紙に語る!「日本人はイタリア人より…」(SOCCER DIGEST Web)

【リンク先抜粋】
 セリエAでの1年目は、大きな飛躍となった。ボローニャの冨安健洋は、守備の国イタリアでさらなる進化を遂げ、右SBとして確固たる地位を確立した。来シーズンは本職のCBとしてシニシャ・ミハイロビッチ監督のチームを支えることが期待されている。 【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り!(1992-2020)  新たな国、新たなリーグでの挑戦だけに、いきなり順風満帆だったわけではない。冨安はイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、「最初の月は本当に大変だった」と振り返っている。 「すぐには入っていけず、戦術と激しい準備に苦しんだ時期も経験した。それから、ボローニャのおかげですべてがとてもうまくいったんだ。人としても成長できた。完璧に馴染むことができたんだ」  溶け込むことができたのは、真摯に取り組んできたからでもあるだろう。イタリア人が日本の文化から学ぶべきは何かとの質問に、冨安は「謙虚さ」と答えた。 「日本人はイタリア人より落ち着いていて謙虚なんだ」    日本でアイドルだった存在を聞かれると、冨安は「三浦知良さん」と、日本サッカー界にイタリアへの扉を開いたレジェンド、カズの名前を挙げた。 「絶対的に最強だった」  先日契約を延長したミハイロビッチ監督には「すべて情熱をもってやるように教わった」という。 「強い人だ。戦術面では4バックの右サイドで味方との動きを調整し、自分を適応させてくれた」  クラブは新たな右SBを獲得し、冨安を中央で起用する意向と言われる。ただ、冨安は「じつは、今はすごく自分が右SBだと感じているんだ」と述べた。 「1年前からやってきて、動きとポジションを学んできた。いずれにしても、CBに移っても問題ない」  守備に定評があるイタリアでは、対戦相手でも同じDFから学ぶことがある。ディフェンスで手本としている選手を問われると、冨安はナポリのCBカリドゥ・クリバの名を挙げた。 「フィジカルが強くて、スピードがあり、インテリジェント。ビルドアップもすごくうまい」  ボローニャは22日のシーズン再開初戦で首位ユベントスと対戦する。1年目のセリエAで急成長を見せるマルチDFの活躍に注目だ。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

続きはこちら

(2020/06/19)