首都圏の観光客呼び込み 栃木県、「3密回避の旅」PRへ(産経新聞)

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 都道府県をまたぐ移動が解禁となった19日、栃木県は新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県独自対策の緩和を決めた。国の「Go To キャンペーン」に合わせ観光客を呼び込むため、首都圏でのPRを7月に再開する。  この日、宇都宮市内のチケットショップを訪れた男性会社員(42)は「堂々と都内へ遊びに行ける」と笑顔でJRの回数券を購入。店主は「自粛中は値下げしても売れず、100万円ほど損した。人の動きが戻れば」と期待する。  県は苦境に立つ旅館・ホテル業界を支援するため、県内旅行の宿泊費を割り引く「一家族一旅行」キャンペーンを16日に始めた。最初の週末となる20日には、県が管理する有料道路4路線無料化もスタートする。  県民向けの需要喚起策に続いて求められるのは「上得意である首都圏からのお客さま」(新井俊一・県観光物産協会長)の呼び込みだ。福田富一知事は「『3密回避の旅』を掲げて集客したい」という。  県内の新規感染者は、今月2日の66人目以降出ておらず、入院者は19日時点で1人まで減った。しかし、東京都や北海道などでは感染確認が続く。人の動きに伴って「第2波」がいつ訪れるか、予断を許さない。  そこで県は新たに、感染防止対策の徹底を宣言した事業者に“お墨付き”を与える運動を始めることにした。業界団体ごとに接客などのガイドラインを定めてもらい、県ホームページで公表。その対策を守る事業者には、店頭などに「取組宣言ステッカー」を張ってアピールしてもらう。  一方、県教育委員会は、学校での合唱や調理実習を7月に再開し、部活動の制限も緩和すると決めた。  福田知事は「検査・医療提供体制の強化と合わせ、『ウイルスとの共存』を図っていく」と述べた。(山沢義徳)

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(2020/06/19)