宇都宮健児氏「都知事にカジノ招致明言するか迫る」(日刊スポーツ)
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元日弁連会長で立憲民主、共産、社民が支援する宇都宮健児氏(73)は、19日の最後の街頭演説先に池袋駅東口を選んだ。現職の小池都知事の衆院議員時代の地盤で、トップ交代を力説した。
【写真】持ち前の地味さを訴え派手な小池都政を批判した宇都宮氏
最初に都立大の授業料の将来的な無償化を訴えた。自ら東大法学部時代に池袋の学生寮に下宿していたことも明かした。当時の国立大学の授業料は月1000円、寮の朝食が30円、夕食が50円だったと話し「今や国立大学の授業料は年間50万円にもなる。都の予算は15兆4000億円。50億円もあれば無償化できる」と話した。
また、弁護士として多重債務者を救ってきた立場から、カジノ誘致反対の立場もあらためて明確にした。「今、住んでいる江東区にカジノが来たら治安が悪くなり、ギャンブル依存症も増える。1800兆円の個人金融資産も守らなければ」と住民を守る立場を強調。同区選出の国会議員が逮捕されたことも引き合いに出し、「人の不幸の上に立つアベノミクスの経済戦略を許してはならない」と、現政権も批判した。「都知事にはカジノの招致を明言するのか迫る」との言葉も突きつけた。
5月27日にはたった1人で立候補を表明した。その後、立憲民主、共産、社民と野党の後押しが増えた。「私たちは微力だけど、無力ではありません。大きく集まれば社会を変えられる」と、支持を訴えた。
18日に告示された東京都知事選(7月5日投開票)に立候補の届け出をした候補者は22人。立候補者は以下の通り。
れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の