メルセデスF1、オーストリア”開幕戦”に向け、早くもアップデートを準備(motorsport.com 日本版)

【リンク先抜粋】
 メルセデスF1チームは、2月に2020年シーズン用のニューマシンW11を発表した。このクルマは二重軸ステアリング”DAS”を搭載するなど革新的なマシンであり、プレシーズンテストでも印象的な走りを見せた。 【ギャラリー】美しきF1マシン:「メルセデス、F1への第一歩となる漆黒の”始祖機”」ザウバーC12  ただ、2020年シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、序盤10戦が中止もしくは延期され、すべてのチームは長いファクトリー閉鎖期間を過ごすことになった。  ただ7月5日に決勝レースが予定されているオーストリアGPでの開幕が決まると、各チームが準備をスタート。10週間に8レースが行なわれるという超強硬日程に対応する必要に迫られている。  しかし7年連続のダブルタイトル獲得を目指すメルセデスは、この開幕戦に向けて、早くも今季マシンW11にアップデートを加えることを目指しているという。  テクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、ファクトリー閉鎖期間には作業を一時的に停止しなければならなかったものの、それ以外の期間には、可能な限り多くの開発作業がW11に施されたという。そして新パーツをオーストリアGPに間に合わせるべく、作業が進められているという。 「発表会に登場させたマシン、つまりオーストラリアに持ち込んだマシンは、クリスマスあたりにはほぼ完成していた」  アリソンはペトロナスのソーシャルメディアチャンネルに公開されたビデオでそう語った。 「1月、2月、3月をかけて、風洞と設計部門でマシンを速くしていった」 「マシンを速くする方法について、多くのアイデアを手にした。そのアイデアの多くは、9週間前にファクトリーが閉鎖される前に、デザインオフィスで開発が進められていた」 「我々の課題は、1年の1/4は図面の上で作業できないということだ。そして、それをできるだけ早くマシンに反映させる必要がある」 「我々はオーストリアでの最初のレースに、多くのモノを持ち込みたいと思っている。そしてその後のシーズンもできる限り早く開発を行ない、マシンを反映させていく」  フェラーリは、アップデートされたエンジンやギヤボックスをオーストリアに持ち込む予定だとしているが、ハースなどの小規模チームは、今季の収入の見通しが立つまでは、開発を一時的に中断させると

続きはこちら

(2020/06/19)