新型コロナ禍にマンション購入はヤバイのか? 実際に購入した30歳独身男性の末路とは(連載:30歳、マンションを買う【最終回】)(GQ JAPAN)

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3月半ばに、いよいよ鍵を受け取った。新型コロナウィルス感染拡大のなかで購入物件を探していたとき、多くの人から「景気もどうなるかわからないし、やめたほうがいいんじゃない?」「キャンセルしなよ!」と、心配された。 が、購入してみて後悔はない。理由のひとつは、在宅勤務が本格化して、自分が使える部屋が広くなった分、家での仕事がより快適になった。むろん、買わずとも広い部屋のある物件を賃貸してもいいわけだけれど、今、住んでいる1LDKの部屋のローン返済月額は、周辺の、より狭い1Kや1DKの家賃並みである。 もうひとつの理由は立地の良さだ。都心部なので、あらゆる商店が揃っている。外出自粛期間中も、徒歩圏内のスーパーやディスカウント・ストア、100円ショップ、ドラグ・ストアが営業していたので買い物にはまったく困らなかった。飲食店も多いから、食事にも困らない。 購入したマンションは、築50年超の“ヴィンテージ・マンション”。とても古い建物なので、広さや立地のわりに安かった。 しかも、建物の管理状況は良好である。事前にチェックした調査報告書通り、あらゆる箇所がきちんと整備されているし、計画的な修繕・改修作業もおこなわれている。耐震診断こそしていないものの、管理体制はバッチリだ。 とはいえ、入居後、共有部分の排水管が詰まり、トイレが1日使えなくなったことがあった。修理のためにかかった費用は約15万円とのことだったが、共有部分なので、支払いには管理費が充てられた。 後日、理事長に訊くと「経年劣化によるトラブルはときどきある」そうで、古いマンションの場合は、とりわけ積立金がしっかりあることが大事であることを実感した次第。 初めてのマンション購入で、しかもそれが50年を越すヴィンテージ・マンション。住宅ローン審査は大幅減額が続き、そうこうするうちに新型コロナウィルス感染拡大がはじまり……と、30歳のマンション探しは困難が多かった。でも、結果オーライ。「マンションが欲しい!」という強い願いを実現できた今、前述の通り後悔はまったくない。夢が叶ったのだから。 「マンションが欲しい!」と思ったときが買い時、と、みずからの体験を振り返って思う。

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(2020/06/19)