J3アスルクラロ沼津、徳武主将「特別な一戦」 27日、藤枝と開幕戦 大学恩師・沢登氏の教え胸に(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

【リンク先抜粋】
 J3沼津のDF徳武正之(28)が、意地とプライドを懸けて27日の藤枝との“静岡ダービー”の開幕戦に臨む。徳武は藤枝戦に過去5試合出場し、2度無失点に抑えるなど守備で貢献。攻撃でも2得点を挙げるなど得意としている。  ただ、前回2019年11月10日の対戦はホームで0―1と惜敗し、沼津は6度目の対戦で初めて藤枝に敗れた。「勝って浮上のきっかけをつくるつもりだったので悔しかった」と昨季は最終的に過去最低の12位と低迷しただけに、徳武は雪辱への思いを強める。  ダービーマッチの重要性は常葉大時代にたたき込まれた。県内のライバルとの対戦前には必ず、元日本代表MFの沢登監督から「特別な一戦」と鼓舞された。沢登監督はJ1清水時代の1999年チャンピオンシップ第2戦で劣勢をはね返すFKを決めるなど、磐田と何度も死闘を演じてきた。「2年前に自分の得点で藤枝に勝った直後の気持ちや周囲の喜びは、普段とは比べものにならなかった」と徳武。ダービーに勝利し、恩師の言葉の重さを実感した。  一昨年は主将3人制のうちの1人。昨年は副主将を務めた。初めて単独で主将を担う今季は、昨季までの守備的なスタイルを一新し、今井新監督の下でより攻撃的なチームを目指している。「戦術が浸透すれば上位を狙える。できない場合は昨年以上に厳しいシーズンになる。全員が監督を信じ、取り組むことが大事」と話す新主将は、初戦からチームの方向性を示す覚悟だ。

続きはこちら

(2020/06/19)