Jクラブの戦いはこれから/六川亨の日本サッカー見聞録(超WORLDサッカー!)

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JFA(日本サッカー協会)は18日に定例理事会を開催し、第100回天皇杯の参加チームを50から52に増やし、準々決勝の開催を追加することを決定した。これは、J1勢2チームが準決勝から出場することは決まっていたものの、J2勢とJ3勢には門戸が閉ざされていたため新たに参加を承認したものだ。 過去にはJ2リーグのチームが天皇杯で優勝したこともあるだけに、当然の措置と言える。今年の天皇杯は「変更は今回限り」(須原清貴JFA専務理事)と特例措置のため、思わぬ波乱があるかもしれない。ヤマ場となるのはJ1勢2チームが出場する準決勝で、ここでもしもJ1チームが敗れるようであれば決勝戦でも“ジャイアントキリング”があるかもしれない。 さてJリーグは、22日の専門家チームとNPBとの合同対策連絡会議後、23日の臨時理事会で、火曜のコラムで紹介した3項目が承認されれば、後は19日のPCR検査と27日のJ2、J3リーグの再開・開幕を待つのみとなった。 そこで次の主役はJ1~J3の各クラブに移る。移動手段とホテルの確保はこれまでと大きな変化はないため、それほど心配する必要はないだろう。メディア対応としては、リモートマッチの間はカメラマン16名、記者25名と制限し、受付場所の変更やワーキングルームの使用禁止、試合後の監督と選手の会見・インタビューはwebで行うことなどが決定している。試合当日は多少の混乱はあるかもしれないが、取材者数が限られているためそれほど心配する必要はないだろう。 個人的に気になっているのは、7月10日以降のファン・サポーターを入れての準備状況だ。最大5000人もしくは50%で、アウェーのファン・サポーターは入場できないものの、まずはどのように「密」を避けるため席の配置を決めるのか。これが決まらないとチケットも販売できないだろう。 まだファン・サポーターを入れての試合は先のため、J1~J3クラブのチケット情報にアクセスすることはできない(なぜか27日の山形対栃木戦はリモートマッチなのに「チケットを買う」というボタンがあるが、クリックすると「ページが見つかりません」と表示される)。 そこで気になるのがチケットの販売方法だ。数が限られているため「プラチナチケット」となることは間違いない。このためインターネットで申し込み、抽選ということになるだろう。では、一般販売とシ

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(2020/06/18)