女子ソフト・山田恵里、コロナ禍の高校生の質問に全力回答 「対戦して一番打ちづらい相手は?」(スポーツ報知)

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 2008年北京五輪女子ソフトボール金メダリストの山田恵里外野手(日立)が18日、高校生に向けたオンライン授業に講師として出席。ソフトボールに取り組む全国の高校生と交流した。  新型コロナウイルス感染拡大で高校総体の中止が決まるなど、高校生も大きな影響を受けている。山田は高校時代、神奈川の強豪・厚木商高でソフトボール漬けの3年間を過ごした。当時を思い返しながら「私の原点は高校時代です。『明日』は自分自身で作り上げることができると思う。目標や目的を持って、一日一日を全力で取り組んでほしい」とエールを送った。  京都、香川、宮城などの府県では、3年生の最後の大会として代替大会が続々と決定しており、高校生は同大会を目指して日々の練習に取り組んでいる。  授業では質問コーナーが設けられ、五輪2大会に出場した“最強打者”に技術面やモチベーションを維持する方法など、さまざまな質問がぶつけられた。  京都の高校で投手を務める3年生からの「今まで対戦してきた投手で一番打ちづらい投手は?」には長年、ともに日本代表をリードしてきたエース・上野由岐子の名を挙げた。1学年上の上野とは高校2年時に初対戦して以来、日本リーグでも勝負を繰り広げ「何度対戦しても簡単には打てない。一番打つのが難しい投手ですね。ボールが速いだけではなく、変化球もある。あとは頭がいい。私も配球を読むタイプだけど、すごく考えさせられる投手なのでなかなか打てない」と語った。レジェンド2人のしびれるエピソードに高校生は目を輝かせていた。  東京五輪は1年延期で来夏に開催される。山田は授業の中で、高校2年時に見た00年シドニー大会が五輪を目指すきっかけになったと明かした。ソフトボールは北京大会以来、13年ぶりの五輪復帰。「五輪は何かを目指すきっかけになれる大会だと思っている。(子供たちに)『自分もこうなりたい』と思ってもらえるようなプレーをしたい。来年の本番でしっかり結果を残せるように」と活躍を誓った。    ◇山田 恵里(やまだ・えり)1984年3月8日、神奈川県生まれ。36歳。小、中学校時代は野球をしていた。強豪の神奈川・厚木商でソフトボールを始め2、3年時に全国高校総体(インターハイ)連覇。卒業後の2002年に日立入り。リーグ1年目から本塁打王、打点王などタイトルを総なめ。18年に前人未到の通算400安打。

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(2020/06/18)