「頭がいいので…」ソフトボール界の『女イチロー』山田恵里が明かした「打ちにくい投手」(中日スポーツ)
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女子ソフトボール界の「打のレジェンド」が、「投のレジェンド」を語った。ソフトボール女子日本代表で、「女イチロー」の異名を取る山田恵里外野手(36)=日立=が18日、オンライン上で高校生らと交流する「明日へのエールプロジェクト」に出演。金メダルを獲得した2008年の北京五輪でチームメートだった上野由岐子投手(37)=ビックカメラ高崎=について語る場面もあった。
通算安打数など日本リーグ打撃部門の記録を次々と塗り替えた山田は、参加者の高校生に「打ちにくい投手は」と聞かれると、高校時代から対戦している上野を挙げた。「何度対戦しても簡単には打てない。頭がいいので、配球を読むときにすごく考えさせられる」と明かした。一方、「対戦できることがすごく幸せで楽しい。いい勝負をさせてもらっているなと、わくわくしながら打席に入ります」とトップ選手らしい喜びもにじませた。
強敵・米国を倒した北京五輪決勝については、「当時、米国に勝てると思っていた人はほぼいなかったけれど、私たちには自信があった。相手よりも練習してきたし、力を出せば勝てると思っていた」と振り返り、「目標や目的を持つことで人は変われる。自分が明日を作ることができる。1日1日を全力で頑張って」と高校生たちに呼び掛けた。